パーツの説明

≪初めてのスケートボードの選び方≫

スケートボードには、長さや太さ、板の形や反り上がりの高さ、金属パーツの高さやゴムパーツの硬さによって形状がことなり、それによって乗り心地や安定感、技の出しやすさなどが変わってきます。
ですが初心者の方が最初から技に挑戦することはないと思いますので、ぶっちゃけデザインの好みで選んでしまっていいです!

まずは「スケボーを滑りたい!」という、楽しい気持ちを持ってもらうことが大切です!

スケボーに慣れてくると、周りと同じように「技を決めてみたい!」「パーツのカスタムをしたい!」などの興味が湧いてくるかと思います。また、滑っていくうちに劣化したパーツの交換やヒビのメンテナンスが必要になってくるので、そんな時に必要なスケートボードのパーツ部品の名称を覚えていきましょう!



■デッキ■

スケボーの足を乗せる板を「デッキ」と呼びます。長さ、幅の広さ、デザインなど、様々な形状があります。
デッキには様々な絵が描かれていることもあり、その絵を「グラフィック」と呼びます。スケボーを選ぶときにグラフィックで選ぶ方も多いです。
デッキの前方と後方には、トラックを接続するためのビス穴が4か所ずつ、合計8か所の穴が開いています。

デッキの長さは身長に合わせて、幅は目的に合わせて選ぶと良いでしょう。

【デッキの長さ】

身長160cm以下………74cm以下
身長160cm~170cm…78cm
身長170cm~180cm…82cm
身長180cm以上………82cm以上

【デッキの幅】

細い(19.6cm以下)…………ボードが軽くなるため、回転技が出しやすくなります。
標準(19.6cm~20.5cm)…バランスの取れたサイズ。初めての方はまずはこちらがおススメ!
太い(20.5cm以上)…………ボードが重たくなり安定感が増すが、回転技は出しづらくなります。

■デッキテープ

デッキの上部に滑り止めの効果として張り付けるざらざらしたテープを「デッキテープ」と呼びます。
デッキテープがないと足が引っ掛からない為、基本的にオーリーなどのトリックをかけることができません。
ノーズやテールに目印としてラインを入れることなども可能です。

デッキテープには目の粗さがあり、目が粗いと足に強く引っ掛かりボードが浮きやすくなりますが、履物を削って消耗を早くします。逆に目が細かいと履物の劣化は遅くなりますが、タイミングがずれるとボードが浮かなかったり回らなかったりします。

■ノーズ・テール

デッキの前後は反り上がっていて、前方部分を「ノーズ」後方部分を「テール」と呼びます。
またこの二つの形状(細さや鋭さなど)の事を「シェイプ」と呼びます。

■キック

ノーズやテールの反り上がりのことを「キック」と呼びます。強い弱いで表現され、【キックが強い=反り上がりが高い】ということになります。

キックが強いほど高く飛べますが、強く踏み込む力が必要となります。
逆にキックが弱いと小回りが利きやすくなり、連続したトリックを出しやすくなります。

■コンケーブ

デッキの左右はそりあがっていて、その湾曲の事を「コンケーブ」と呼びます。

コンケーブが強いと足の引っ掛かりが強くなり、ジャンプ技が出しやすくなります。
コンケーブが弱いと足の引っ掛かりが弱くなり、抜き技が出しやすくなります。また、安定感が増してバランスがとりやすくなります。

≪ノーズとテールの見分け方≫

説明したように、スケボーにはノーズとテールがあり、しっかりと前後が決められています。技を繰り出す上でこの前後の向きはやりやすさなどにもつながりますので間違えないように注意したいところです。
しかしパッと見た感じで、どっちがテールでどっちがノーズなの?と、区別がしづらいボードもあるのが事実です。
そんな時に見分ける方法をお教えします。

①長さで見分ける

テールに比べてノーズの方が長くなっていので、トラックのビス穴からの長さで判別が出来ます。

②キックの強さで見分ける

テールに比べてノーズの方が強く(高く)なっているので、床から先端の高さで判別が出来ます。

③グラフィックで見分ける

グラフィックがあればこれが一番簡単です。
グラフィックデザインが縦の場合、上がノーズで下がテールです。
グラフィックデザインが横の場合、左がノーズで右がテールです。


■トラック■

スケートボードのデッキとタイヤを繋ぐ金属のギアとなるパーツを「トラック」と呼びます。
スケートするうえで、スピード・バランス・衝撃耐性など、乗り心地を左右するとても大事なパーツで、スケボーのパーツの中で一番複雑な構造になっていて、いくつかのパーツが組み合わさっています。

■ハンガー

トラックの多くを占める金属部分で、ウィール(タイヤ)を繋ぐ為のパーツを「ハンガー」と呼びます。
ハンガーから左右に長く伸びた金属の硬い芯を「シャフト」と呼び、ワッシャーとウィールを通してナットで絞めて固定します。ナットの締め具合でウィールの回転速度を調整することも出来ますが、緩すぎると劣化して破損のリスクにもつながるので加減の調整が重要になってきます。

■ブッシュゴム

ハンガーの上下に取り付けるゴムで出来たパーツを「ブッシュゴム」と呼びます。クッションの役割を果たすパーツで、乗り心地やトリックのかけ方にも影響します。ゴムなので長期間使っていると劣化してひび割れたりすることがありますが、ブッシュゴムは別売りで販売もされていて、新しいものに交換することが出来ます。ブッシュゴムを保護するためのカバーを「カップワッシャー」と呼びます。

■ベースプレート

トラックとデッキを繋ぐ部分を「ベースプレート」と呼びます。スケートボードのデッキとトラックを支える、骨盤のような存在です。デッキに固定するためのビス穴からビスを通して固定します。ベースプレートとハンガーの先端が当たる部分にあるゴム製のパーツをピボット・ブッシュ」と呼びます。トラックのハンドリングをスムーズにする為のパーツで、小指の先程の小さなパーツですがとても重要なパーツです。劣化して壊れたままスケートをするとトラック事壊れてしまう事もありますが、ピボットブッシュは交換パーツが売られていますので、新しいものに交換してあげましょう。

■キングピン

ベースプレートとハンガーとブッシュゴムの中心に差し込む長くて太い金属のネジを「キングピン」と呼びます。ベースプレートが骨盤なら、キングピンは背骨のような存在です。トラック全体を支える役割があります。ベースプレートから刺さったキングピンは、カップワッシャーに挟まったブッシュゴムとハンガーを通して、専用のナット「キングピンナット」で固定されます。ナットの締め具合でトラックのクッション性を調整することができますが、緩すぎるとキングピンの破損にも繋がります。

トラックは、ベースプレートからシャフトまでが低い「LOW(ロウ)」と、高い「HIGH(ハイ)」があります。
LOWは安定感があり回し技が出しやすく、初心者の方はLOWがおススメ。
HIGHは大きめのウィールを取り付けることができるので、てこの原理で高く飛ぶことができます。


■ウィール■

スケボーについているタイヤのことを「ウィール」と呼びます。
これまでの説明でも何回か名前が上がるほど、スケボーにとっては欠かせないパーツです。
ウィールは直径・幅・硬度で乗り心地や技の出し方が変わってきます。

【直径】

大きい(57㎜以上)…スピードは出やすいが、重くなるため技が出しにくくなる。
普通(53㎜~57㎜)…バランス型。迷ったら
小さい(53㎜以下)…スピードは出にくいが、軽くなるため技が出しやすくなる。

【幅】

太い…重くなるが安定感は増す。-パーク向け
細い…軽くなるが安定感は減る。-ストリート向け

【硬度】

数字+アルファベットで表記されます。70A・99D・101Aなど。

アルファベットはAで表記されていることが多いのですが、これはメーカーの規格値なので選ぶときは基本的に数字を見ればOKです。

硬い(99以上)………地面からの反発が大きくなり回し技やスライド技が出しやすく、トリック向きです。
柔らかい(99以下)…ある程度のクッション性があるので、着地の衝撃や荒れた通路の影響が少ないです。

※クルージング用(88以下)…街中を気持ちよく走ることに特化したウィールで、滑っている時の音も静か。技を決めようとしてもウィールが力を分散してしまうためボードが浮きずらく、トリックを練習するには向いていません。


■ベアリング■

トラックにウィールを取り付ける際にウィールの両側に取り付けるドーナツ状の金属パーツを「ベアリング」と呼びます。
ベアリングはハンドスピナーでも馴染みのある方も多いかもしれませんが、摩擦を軽減することで良く回転するためのもので、内部に小さな金属のボール個6~7個入っています。その各ボールが一緒に開店することで摩擦を軽減し、より良い回転を生みます。スケボーではウィールの回転=スピードに繋がります。ウィール1つに対して両側に一つずつ取り付けるので、合計で8個のベアリングが必要です。パーツ販売も基本8個のセット販売です。

ベアリングの性能は「ABEC(エイベック)」という規格で数値化されていて、数字が大きいほど摩擦を軽減するのでスピードが速くなります。但し、長時間回転し続けると熱で金属がゆがむので壊れやすくなります。初心者はABEC3から始めて少しずつ上げていくのが良いでしょう。

ベアリングの内部には摩擦を軽減するためのオイルが塗られていて、オイルの種類も2種類あります。

【グリスベアリング】

手入れが不要のグリスが入ったベアリングを「グリスベアリング」と呼びます。壊れるまで使用できますが、グリスは少し粘り強い為回転率が下がりスピードが出づらくなります。

【オイルベアリング】

定期的にオイルを刺してメンテナンスをしながら使用するベアリングを「オイルベアリング」と呼びます。サラッとしたオイルはボールの回転を良くし、良く回転する伸びのあるスケーティングになります。メンテナンスを怠ると、ホコリが溜まってスピードが落ちたり、ボールが熱くなりやすくなって破損する原因にもなります。

※グリスベアリングにオイルベアリング用のメンテナンスオイルを注入すると性能が落ちたり、故障の原因になります。


最初はだれでも知識なんてありません。やっていくうちに覚えていってほしいと思います。
また、このページでは初心者でもわかりやすいようにトリックやオーリーなどのスケボー専門用語を極力減らして説明させていただきましたが、技名などでもよく出てくる専門用語があります。代表的なスケボー専門用語をまとめたページも是非ご覧ください♪

※ここで教えた名称の略称や別の言い方があるパーツもありますので、わからない単語が出てきた時は恥ずかしがらずお気軽に聞いてください♪


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